近年、美容意識の高まりは女性だけに限らず男性にも広がっていますよね。
美容方法は様々で、フィットネス、食事制限などの身体を絞る方法や、爪や髪の毛などお手入れする方法など、目的に合わせて多種多様にあります。
特に、体のお手入れとしてまず考えることは、「体毛の処理」ですよね。
サロンに通い脱毛する方も増えてはいますが、脱色クリームで処理している方も海外には多く見られます。
そこで今回は、簡単に体毛処理できる脱色クリームについて解説していきたいと思います!
体毛の色は持って生まれたメラニン色素の種類と量によって変わってきます。
メラニン色素には、アジア系に多い黒色や、西洋系に多いブロンド、赤色など様々。
色のあるメラニン色素はメラサイトという細胞内で作られ、成長段階にある体毛にメラサイトからメラニン色素が送りこまれ、髪の毛や体毛に色がついていくのです。
特に日本人は、黒色の体毛が多いので腕や足に毛が生えてくるとどうしても目立ってしまうもの。
体毛に対して処理の方法は様々ありますが、抜いてなくしてしまうのではなく、目立ちにくくしよう!というのが脱色クリームの働きになります。
脱色クリームでメラニン色素を分解し、黒色から肌の色に近く目立ちにくい薄茶、金色に変えることが可能です。
簡単に色を変え毛を目立ちにくくできる為、非常に魅力的ですが、実は気を付けることが多いことが難点…さっそく見ていきましょう。
脱色クリームは体毛に塗った後、数十分で色を変えてしまうものです。
もちろん手軽なのはいい面ですが、数十分程で色を変えてしまうほどの、強い刺激物が入っているとも考えられます。
そのため、肌が弱い方やVIOラインなどのデリケートな部分、顔などの肌の薄い部分などには使用することが出来ません。
もし、使用してしまうと、肌荒れや赤み、かゆみなど肌トラブルを招いてしまいます。
脱色クリームは目立たなく立っているだけで、毛の量が減ったわけでも、変わったわけでもありません。
例えば、腕毛に脱色クリームを使ったとしましょう。
遠目では、腕毛は目立ちませんし、なくなったかのように見えると思います。
しかし、日常生活では他人と近い距離で接することも多いですよね。
満員電車の中や、職場に飲食店、そして彼氏や彼女…
近くで見られてしまうと、どうしても違和感のある色ですぐにばれてしまいます。
色は落ちているけど、近くで見るとモジャモジャ…なんてことになるかもしれません
一回使うと、もうしばらく使わなくてもいいなら楽なのですが、残念ながら使い続ける必要があります。
体毛は、肌の内部で作られ、成長し、伸びていく、というサイクルを常に繰り返しています。
そのため、脱色クリームを使用しても、毛は伸びるため、何日も脱毛クリームを使わないと、新しい黒い毛と脱色された色が混ざり、違和感のある毛が出てきてしまうのです。
しかも、残念なことがもう1つ。
何回も脱毛クリームを塗り続ける事により、毛にダメージが蓄積され、毛質が荒れてしまうこともあるのです!
デメリットがあってもやっぱり使ってみたい!という方もいると思います。
では、使用する際は何に注意すべきなのでしょうか?
まず、しっかりとパッチテストをしましょう!
パッチテストは自分の肌に脱毛クリームが合うかを確かめる重要な行為です。
太ももや上腕など、比較的やわらかい部位に脱毛クリームを塗り、説明書通りの時間をおいて経過を見てください。
万が一、パッチテストで赤みやかゆみが出た場合、使用するのは中止しましょう!
そして、パッチテストが問題なければ 、
①肌を洗い、清潔にする
②脱毛クリームを塗る準備を行う
③ムダ毛が隠れる位に、脱毛クリームを塗る
④しっかり時間を置く
⑤ぬるま湯で、ゆっくりと流す(こすってしまうと肌が荒れてしまう恐れがありますので、擦らず流し落とすようにして下さい)
以上①~⑤の手順を踏んで行いましょう。
体毛処理は思っているよりも繊細なもの。
間違った方法で行うと、肌が荒れたり思わぬ結果を招くこともあります。
脱色クリームとは異なり、専門サロンやクリニックでは、根本的に悩みを解決することができます。
ムダ毛に悩んでいる方はぜひ一度サロンやクリニックに相談しに行ってはいかがでしょうか?
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